高品質の輸送機材の採用
1) メーカーと協力開発した半導体精密機械用特殊車
(1)振動が少ない総輪エアサス(2)零度から摂氏30度まで設定可能なエアーコンディショナー(3)車両全高3.8mから80cm上昇する荷台ルーフ(4)自動施錠を装備しています。
総輪エアサスハイルーフ車
1) 点検・データ分析に基づく予防整備
(1) 高純度窒素ガス
当社の保有車両が50台以上になった頃、バーストが月1回の頻度で発生しました。対策として全車両のタイヤに高純度窒素ガスを注入した結果、年1回未満にまで下がりました。お客様の信頼維持に加え、処理費用の削減(1件当たり約10万円)やタイヤのロングライフ化(走行距離の平均値20%増加=35万キロの達成)、事故対応に必要な人件費の削減といった効果が出ています。
(2)100%化学合成オイル
エンジンオイルやオイルエレメントは化学合成オイルの採用により、交換頻度が10万キロに1回に抑えられました。さらに、1万キロごとの定期的分析を油脂メーカーに依頼しています。 モノ・人件費のコスト削減に加え、エンジンのロングライフ化(エンジン寿命を150万キロ以上に延長)、廃油の低減による環境への配慮(減少量=年間40,000リットル以上、ドラム缶200本相当)――の効果を挙げています。
(3)ノンアスベストのブレーキライニング
アスベストの粉塵は発がん性物質に指定されています。当社はトラックがブレーキをかける際に飛び散る粉塵が人体に悪影響を与えないよう、アスベストを使用していないブレーキライニングを採用して、人にやさしい輸送業務を遂行しています。
写真左:Euro3適合のボルボ
中央:綿密な車両点検・整備
右:ブレーキライニング
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