SDGsの取り組み

SDGsの取り組み

ダイワ運輸では、『高品質の輸送サービスを顧客に提供し、持続可能で豊かな社会の実現のために貢献します』という企業理念のもと、持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みを積極的に行っています。
物流の仕事は人々の生活に必要不可欠であると同時に、二酸化炭素の排出が避けられない仕事。だからこそ、仕事の効率化や最新設備の導入を進め、環境問題の改善に繋げていく。物流会社として、そして、国際社会の一員として、SDGsの達成に貢献できるよう、さまざまな取り組みを実施していきます。

SDGsの取り組み

<事業における取り組み>

取り組み① 輸送を効率化した人と環境に優しい事業形態

タイヤの軽量化・省燃費走行の推進・ TPMS搭載・荷主様と協働した輸送効率化を通じた、運送サービスにおける環境負荷低減と安全性の向上。

運送トラックへのワイドシングルタイヤの導入やスペアタイヤの撤廃等により、車両を軽量化。また、荷主様と協働し、大型のトレーラーシャーシを導入することで輸送効率を上げています。さらに、運転席からドライバーがリアルタイムにタイヤの空気圧/温度を確認することができる、TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)を採用しました。

他にも100%化学合成油の積極的採用など、環境負荷低減に努める輸送に取り組んでいます。

 

取り組み② 資源やエネルギーを大事にするタイヤの3Rに注力

ダイワ運輸では、タイヤの3R(reduce リデュース、reuse リユース、recycle リサイクル)にも力を入れています。ゴムの層の溝が浅くなったタイヤに改めて溝を刻み、タイヤの寿命をのばす。溝を完全に使い切ってしまったら新しいゴムの層を貼ることで使いつづける。そういったことができるミシュランのタイヤを実装し、タイヤの寿命をのばして資源を大切にする取り組みをしています。

 

取り組み③ 省燃費走行への意識改革の実行

省燃費走行の意識向上のために、3ヶ月毎に基準以上の燃費を達成したドライバー全員を表彰する制度、それが”4キロクラブ”です。現在は大型トラックにおいて燃費4ℓ/km以上達成を基準としていますが、今後は車種やメーカーごとの燃費の基準を割り出し、そこから燃費の良い順に評価する制度にしていく予定です。初期は数名の対象者しかいませんでしたが、最近では50名近くのドライバーが基準燃費を達成。省燃費走行により、消費燃料の削減だけでなく、車にやさしい運転になるので車両故障の抑制に繋がり、二酸化炭素排出量の削減にも効果があります。

 

取り組み④ 省エネルギー化、自家発電による環境への配慮

ダイワ運輸グループは、各事業所の省エネルギー化を推進しています。

・構造的に可能な個所はすべてLED照明に変更。

・滋賀物流センター倉庫の屋根に大規模なソーラー発電システムを導入。年間予測発電量は113,733キロワットです。

・新社屋にもソーラー発電システムを導入し、クリーンエネルギーへの転換や二酸化炭素の削減に注力します。

 

<企業理念に即した取り組み>

取り組み⑤ 奨学金制度の創設や寄付による学生・子どもへの支援

会社として新型コロナウイルス感染症拡大により経済的に困窮し、修学の継続が困難な大学生に向けた貸与型奨学金制度を創設。

将来の日本を担う学生たちに自由に学べる教育環境を提供するために積極的に活動をつづけています。

そのほかにも、交通遺児に寄せられた寄付金を基に交通遺児家庭の福祉向上のために設立された会「神戸交通遺児をみまもる会」への寄付をはじめ、近隣の小学校などへも毎年寄付をおこなっております。

 

取り組み⑥ 「まちかど救急ステーション」としの役割

ダイワ運輸の本社、神戸営業所、福岡営業所、グループ企業の総合産業厚木工場の計4か所にAED(自動体外式除細動器)を設置。

「まちかど救急ステーション」として、地域のみなさまにも使用していただけます。

 

取り組み⑦ 田圃のオーナー制度に参加。廃棄米を減らす取り組みも実施

環境保全や二酸化炭素削減、また、食の安全や農業を守るために、田圃のオーナー制度に参加しています。本年も当社がオーナーとなった「DAIWAファーム」で無事お米の収穫がされました。収穫された新米は、社長より全社員と来年度入社内定者をはじめ、関係各所へお送りしています。

また、食べられなくなったお米を活用した再生紙「kome-kami(コメカミ)」 を採用し、賀状用紙に使用しています。社員の名刺も、この紙でできています。

 

取り組み⑧ 豊かな水源の森のために

ダイワ運輸では、奥山水源の森の保全・再生や大型野生動物の保護にボランティアで取り組んでいる、全国組織の実践自然保護団体「日本熊森協会」に寄付をおこなっています。

新着記事一覧

ワイドシングルタイヤ「XOne」 TPMSのソリューションシステム導入車完成発表会

会社理念の下『高品質の輸送サービスを顧客に提供し、社会に貢献します』
ワイドシングルタイヤ「XOne」・TPMSのソリューションシステム導入し、完成お披露目発表会を開催しました

ワイドシングルタイヤとは?

トラックに装着されている2本(ダブルタイヤ)のタイヤを1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100キログラムの軽量化を可能にし、環境への負荷低減とコスト削減を同時に達成する新しいコンセプトのタイヤです。軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減すると同時に、サイドウォールの数がダブルタイヤの4枚からワイドシングルタイヤの2枚に減ることで回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減します。この二つの効果により車両の燃料消費量の節約や燃費改善に貢献します。

TPMSのソリューションシステムとは?

タイヤからの信号を受信し、空気圧とタイヤ温度のモニタリングをする事ができます
その為、空気圧適性保持で燃費向上、タイヤの寿命が長くなり、パンクによる誘発事故を抑制します

高品質の輸送機材の採用

1) メーカーと協力開発した半導体精密機械用特殊車
(1)振動が少ない総輪エアサス(2)零度から摂氏30度まで設定可能なエアーコンディショナー(3)車両全高3.8mから80cm上昇する荷台ルーフ(4)自動施錠を装備しています。

総輪エアサスハイルーフ車
1) 点検・データ分析に基づく予防整備
(1) 高純度窒素ガス
当社の保有車両が50台以上になった頃、バーストが月1回の頻度で発生しました。対策として全車両のタイヤに高純度窒素ガスを注入した結果、年1回未満にまで下がりました。お客様の信頼維持に加え、処理費用の削減(1件当たり約10万円)やタイヤのロングライフ化(走行距離の平均値20%増加=35万キロの達成)、事故対応に必要な人件費の削減といった効果が出ています。
(2)100%化学合成オイル
エンジンオイルやオイルエレメントは化学合成オイルの採用により、交換頻度が10万キロに1回に抑えられました。さらに、1万キロごとの定期的分析を油脂メーカーに依頼しています。 モノ・人件費のコスト削減に加え、エンジンのロングライフ化(エンジン寿命を150万キロ以上に延長)、廃油の低減による環境への配慮(減少量=年間40,000リットル以上、ドラム缶200本相当)――の効果を挙げています。
(3)ノンアスベストのブレーキライニング
アスベストの粉塵は発がん性物質に指定されています。当社はトラックがブレーキをかける際に飛び散る粉塵が人体に悪影響を与えないよう、アスベストを使用していないブレーキライニングを採用して、人にやさしい輸送業務を遂行しています。

写真左:Euro3適合のボルボ
中央:綿密な車両点検・整備
右:ブレーキライニング

環境に対する取組み

ダイワ運輸株式会社は今年もグループで水田オーナーズクラブに参加しました。
水田面積は平成25年より拡大し、62.30haこれは、CO2削減量6,230kgになり、環境への取り組みの一環と考えております。
そして、秋には収穫したお米を例年秋に開催されます地域交流会にて地域の皆様に提供出来ればと考えております。大山山麓のお水を使用し、海藻有機肥料で育てられた貴重なお米でお味も一味違いますので、秋を楽しみに待ちたいと思います。

社会貢献

企業は社会によって生かされる存在です。当社自身を考えれば、高品質な輸送サービスを提供する正の側面と、資源を消費し、大気汚染の原因となるCO2(二酸化炭素)や粉塵を排出したり交通災害を引き起こす可能性といった負の側面の両面を持ち合わせます。
当社は常にこの両面を忘れず、粘り強く環境保全と交通安全に注力することを約束します。

ダイワ運輸グループ五訓十戒
コンプライアンス体制
企業活動における道徳規範への違反・不祥事の防止と回避、マイナス影響の是正についてルール化したものを、コンプライアンス(法令遵守)・プログラムと言います。
当社は社長のメールアドレス公開により、社内の違反情報が直接トップに伝わる経路を確保し、即時改善の決定・実行に努めています。

4キロクラブ表彰式の風景
アイドリング・ストップの敢行
大気汚染防止を目的とした駐・停車時のエンジン停止を、「アイドリング・ストップ」と言います。当社はデジタル・タコグラフにより、各ドライバーのアイドリング・ストップの記録を追跡、指導しています。善良な運転態度が、お客様や当社だけでなく、家族や社会の利益にもつながるとの意識を全ドライバーに徹底していきます。
当社では燃費走行を行う乗務員を表彰し(名称:4キロクラブ)更なる燃費向上を意識させています。

ハイブリッドカーの導入
平成18年10月
営業車にシビック・ハイブリッドカーを2台導入しました。
平成21年3月
営業車にプリウス・ハイブリッドカーを1台導入しました。
平成21年6月
営業車にプリウス・ハイブリッドカーを1台導入しました。
平成24年7月
営業車にプリウス・ハイブリッドカーを2台導入しました。 
当社は関西を拠点とし、九州・滋賀・関東にグループ会社を開設しており、営業する範囲も広大です。
昨今トラック業界においても環境に対する取り組みが注目されている中、当社としても環境にやさしい物流を提供するという理念を遂行しています。

電気自動車の導入
平成22年8月、営業車に電気自動車「アイ・ミーブ」を購入しました。ガソリン車と違い、電力で走るので走行中のCO2や排出ガスの発生がまったくありません。今後も環境保護にプラスになる取り組みを積極的に実行して参ります。

ソーラー発電システムの導入
平成15年12月、本社家屋にソーラー発電システムを導入しました。年間発電量は約5550キロワットで、自社の電力使用と電力会社への余剰電力販売に充当しています。当社は環境負荷を生じて利益を得る事業者との自己認識を忘れず、環境保護にプラスになる取り組みを今後も積極的に実行して参ります。

ソーラー発電システムを導入しました

滋賀物流センター倉庫の屋根に大規模なソーラー発電システムを導入しました。
年間予測発電量は113,733キロワットです。

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